静的破砕工法(ブライスター)積算例
1:初めに
静的破砕剤の標準歩掛 資料編
平成17年「静的破砕剤の標準歩掛」の改定に伴ない、本資料編を歩掛解説として運用する。○前提条件
この歩掛は次のことを前提にして件成してあります。
1.用語の説明
1)削岩工には機械運転工を含めてあります。
2)普通作業員とは、静的破砕剤充填作業員のことです。
3)歩掛表での作業員とは1台の削岩機を用いて1日で出来る作業のことです。
4)鉄筋コンクリートは被破砕体の鉄筋量によって次のように分類してあります。
鉄筋(少)・・・鉄筋量60kg/m3未満 鉄筋(中)・‥鉄筋量60〜100kg/m3
2.穿孔作業
1)1日当りの穿孔長は、1日6時間穿孔作業をするという前提の基に計算されたものです。
2)本歩掛表は、別表に示す規格の機種を使用するとの前提に基づき計算されたものです。
尚、ハンドハンマーを使用した時の穿たれる孔の実孔径はΦ42mm、クローラドリルを使用し
た時のそれはΦ68mmとしてあります。
3)穿孔能力は使用機械により異なります。本歩掛表ではクローラドリルは油圧式を用いることを
前提にしていますが、空圧式を利用した場合の穿孔スピードは、油圧式に比べて低下します。
4)油圧クローラドリルを用いた鉄筋コンクリートの穿孔作業は、配筋状態・形状によって変動する為、
穿孔歩掛は掲載していません。
3.充填作業
1)穿孔長1m当りの静的破砕剤使用量は、実孔径が42mmの場合は2.3kg/m、実孔径が
68mmの場合は5.9kg/mです。
2)静的破砕剤の使用量は一般的には5〜10%のロスを見込んで下さい。尚、本歩掛表にはロス
が含まれていません。
4.本歩掛の範囲外
1)二次破砕は含んでいません。二次破砕には別にピックハンマー、ブレーカー、圧砕機、バック
ホウ等が必要です。
2)充填作業に要するバケツ、ミキサー、発電機、ポリエチレン袋などは含まれていませんので、
あらかじめご用意下さい。
5.特記事項
1)二次破砕の方法は、ハンドハンマーで穿孔した場合はハンドブレーカーを使用し、クローラード
リルで穿孔した場合は大型機械を使用することを前提としています。
2)破砕対象の部材厚が薄い場合には、単位容積当りの静的破砕剤量は増加します。
3)トレンチ形状としては、溝幅と深さの比が1:1のものを想定してあります。溝幅と深さの比がこ
れと異なる場合は、歩掛もそれに伴ない変わってきます。
4)本歩掛は標準として作成したもので、破砕対象物の性状、数量ならびに施工条件によって増
滅します。1日当りの施工量に満たない王事の場合は、この歩掛の限りではありません。
静的破砕工基本編成
A.ハンドハンマー
| 名 称 | 摘 草 | 数 量 |
| ハンドハンマー | 20kg級 | 1台 |
| コンプレッサー* | 3.5〜5.0m3/min級 | 1台 |
| ビット | Φ40mm | |
| ロッド | H22 | |
| 世話役 | 1人 | |
| 削岩工 | 2人 | |
| 普通作業員 | 2人 |
B.クローラドリル
| 名 称 | 摘 要 | 数 量 |
| 油圧クローラドリル* | コンプレッサー内臓型 | 1台 |
| ビット | Φ65mm | |
| ロッド | H32×3000mm | |
| シャンクロッド | H32 | |
| スリーブ | T38 | |
| 世話役 | 1人 | |
| 削岩エ | 2人 | |
| 普通作業員 | 3人 |


